『コンシェルジュが行く!』

プリセプターシップ

2012年3月23日(金)

プリセプターシップ
  
~新人看護師を迎えるにあたり、プリセプターの皆さんへ~

 

21日に、このようなテーマで研修会が開催されました。

プリセプターシップが導入されてからずいぶん経ちますが、
プリセプターに向けての事前研修のような研修会は、今年度が初めての
開催です。私も参加させていただきました。

新人看護師の教育・指導担当者をプリセプターといい、
プリセプターから教育・指導を受ける新人看護師をプリセプティといいます。

研修対象となっているのは、H24年度の新人看護師(プリセプティ)の
教育担当(プリセプター)となる3年目・4年目を迎える3名の看護師です。

そして研修会の指導は、病棟看護師長2名で行われました。

 

まず最初に看護師長がプリセプターに訪ねたのは…

「皆さんが、プリセプターを引き受けることになった、今の素直な
 気持ちを教えてください。」

このようなお尋ねに、様々な想いが見えてきました。

  • 私は自分のプリセプターだった先輩看護師に、
    教育や指導の面ではもちろんですが、精神面でも
    すごく支えてもらいました。
    悩んでいるときにすぐに気付いてくれたり、わからないことは
    何度も何度も教えてくれました。
    壁にぶつかって落ち込んでいるときには、勤務の時間が過ぎても
    何時間でも話を聞いてくれました。
    仕事の面だけではなく、プライベートでもとても気遣ってくれる
    本当に頼りになる存在でした。
    少しでも後輩に伝えることができたら、と思っています。
     
  • 最初に聞いた時は「自信がない」の一言でした。
    私もまだまだ先輩から教えてもらうことが多いので、
    自分のマイナス面が後輩にも映ってしまうのではないかという
    不安の方が大きかったです。
    でも、伝えるためには自分が勉強していく必要があるとわかり、
    この機会に一緒に学んでいきたいと思うようになりました。
     
  • 私を指導してくれたプリセプターの存在が一番大きいです。
    新人で何もわからない状況の中で、プリセプターの先輩は
    頼りになり、支えになり、力強く感じていました。
    私も、プリセプティと良い関係を築いて、技術面も精神面も
    学び合いながら伝えていきたいと思います。
     

このようなお話から、これまでのプリセプターとプリセプティの
良い関係が伺えました。

 

看護師長から一言。

「皆さんのその言葉だけで十分ですね。
 一緒に学び合う気持ちと姿勢がわかり、良かったです。」と。

Imgp4566_2  

「初めてのことなので
 ちょっと緊張しています…」
と看護師長。

指導の内容や言葉から
愛情が感じられます。

私も、身が引き締まる
思いがしました。

 

 

その後、プリセプターの役割や指導方法などの、具体的な話があり
3名はとても真剣に聞いていました。

Imgp4564_2  

 

プリセプターとしての
自覚と責任を
今まで以上に
強く感じたようです。

 

 

 

最後に看護師長から。

「いろいろ話したけど、絶対に一人で抱え込んだり悩んだりしないでね。

皆さんにとってのこの一年は、通常の仕事がある上に、
プリセプターとしての役割もあります。
だから、今まで以上に大変なことがたくさんあると思います。
責任や指導の負担が大きいと感じるのも事実です。

でも、プリセプターだけがプリセプティを教育・指導するのではなく、
その部署のスタッフみんなで育てていくんです。

プリセプターも、プリセプティも、わからない時や困った時には
誰でもすぐに尋ねる関係が大切です。
みんなきちんと応えてくれますからね。

プリセプターを経験した先輩からメッセージがあります。

  • みんなで一緒に成長していきましょう。
  • プリセプティにとって、皆さん(プリセプター)が
    一番の理解者であってほしいと思います。
  • 自分たちがプリセプティだったころを思い出して、
    どんなことをどんな風に伝え、どんな風に手を差し伸べていったら
    嬉しかったか、わかりやすかったかを考えてみてくださいね。

先輩は、皆さんのことをこんな風に見守ってくれています。
いつでも頼れる人がいることを忘れないでくださいね。」

 

私は研修会に参加し、”人を育てること”と、”自分が成長する”ことを
改めて考えることができ、本当に良い時間となりました。

プリセプティも、プリセプターも、サポートする先輩にとっても、
実りある一年となりますように――。

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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習 ~第2班~

倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学科 救急救命士コースの
4年生の学生(全7
名)の、当院での実習が始まりました。

救急救命士コース第2班の皆さんは、これまでに4カ所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学んで来られました。

当院での実習の目的は『接遇』、テーマは『コミュニケーション』、
ということで来院されている皆さん。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス!」と、
昨年から導入されている実習です。

私たち職員にとっても、気付きと学びを得る
とても良い機会と感じています。

外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり”や”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

今回お届けするのは11月21日(月)~25日(金)まで来院された
第2班、2名の「コンシェルジュ業務」の様子です。

 

Imgp3762  

明るい笑顔で、
誰からも親しまれる
雰囲気を持っています。

実習生から積極的に話しかけ、その笑顔と雰囲気で
すぐに和やかな空気が
広がります

 

 

そんな様子を見て、私も改めて、笑顔パワーを感じることができました。

 

 

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実習生は、こちらの方が院内に
おられる間、他の対応を
しながらもずっと気にかけていました。

会計後、お帰りになることがわかると
すぐにお声をかけ、
タイミングよく、気持ちよく、感じよく
お手伝いをされていました。

 

 

 

 

 

 

お二人を見て印象的だったのは、豊かな表情(笑顔)。

慣れない環境であることや緊張もあったと思いますが、
表情や動きはとても自然で、常に柔らかい表情をされていました。

そして、何よりも「こころ」を感じました。

写真には撮れなかったのですが、
受診される方の目線に合わせて座り、「寒くなりましたね。」などと
声をかけながら、手や背中をさすっている場面を何度も見かけました。

お二人のコンシェルジュ業務実習を通して、私自身
学ばせていただくことが本当にたくさんありました。

 

Imgp3789  

 

 

一週間の実習、
大変お疲れ様でした。 

 

 

 

これから救急救命士を目指す皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な救急救命士になられることを、心より願っています。

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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習 ~第1班~

倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学科 救急救命士コースの
4年生の学生(全8名)の、当院での実習が始まりました。

救急救命士コースの皆さんは、これまでに3カ所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学んで来られました。

当院での実習の目的は『接遇』、テーマは『コミュニケーション』、
ということで来院されている皆さん。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス!」と、
昨年
から導入されている実習です。

私たち職員にとっても、気付きと学びを得る
とても良い機会と感じています。

外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり”や”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

今回お届けするのは11月7日(月)~11日(金)まで来院された
第1班、3名の「コンシェルジュ業務」の様子です。

 Imgp3696  

 

 

問診票の代筆をした後、
血圧測定の介助を
しています。

 

 

 

 

相手の様子・ペースを見ながら、声かけや介助をされています。

実習生が席を外すと、患者さんから私にこっそり耳打ち。

「初めて来たから全然わからんかったけど、こんなふうに
 ずっと側で教えてくれたら安心できるわぁ。」と。

実習生にとっては慣れない環境ですが、”安心”は
きちんと伝わっていますね。

 

Imgp3702  

他医より紹介で来院された
患者さんの問診を
させていただきます。

ご家族の方にもしっかりと
お話を伺い、緊急性の
確認しています。

 

 

 

このようなときには、緊急性があるかないかを瞬時に判断し、
看護師に状態を伝える・ベッドをご用意するなど、
迅速な対応が求められます。

 

 

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耳のご不自由な方の
問診をお取りしています。

時間をかけてお話を伺う
場合は、椅子に座って
同じ目線になり、相手が
焦ることのないように
”お聴きします”という姿勢に
なることが大切です。

 

 

こちらが、「どのような姿勢でお聞きするのか」というところも
重要なポイントです。

そして、書いた内容が見えるように問診票を見ていただきながら、
「相手の訴えと、こちらが理解していることがきちんと一致しているか」
を確認するために、復唱することも大切です。
(※耳のご不自由な方には、文章を見ていただくなど)

 

3名それぞれの、コンシェルジュ業務をご紹介しました。

今回は介助の機会は少なかったのですが、問診票やご案内などの
お手伝いを通して、積極的にコミュニケーションを図られていました。

皆さんの感想は…

「楽しい!!」
「患者さんとの距離が近くてやりがいがある。」
「1日では足りません。患者さんからも仕事内容からも、
 勉強になることがたくさんあります。」

と、前向きな感想ばかりです。

活き活きとした笑顔がとても爽やかで、
実習には積極的、意欲的に取り組まれていたのが印象的です。

 

業務的ではなく、心で対応していることがとても伝わってきました。

そんな対応には温もりがあり、受診者やご入院中の皆さんにも
きちんと伝わっていると思います。

 

実習を終えて・・・

Imgp3736_2  

実習担当の
木下部長(救急総括)より。

「しっかりと、”会話のできる”
 救急救命士に
 なってください。」と。

 

 

 

 

Imgp3732  

 

一週間の実習
大変お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

Imgp3738  

 

 

 

 

 

 

 

これから救急救命士を目指す皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な救急救命士になられることを、心より願っています。

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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習 ~NO.3~

倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学部 救急救命士コースの
4年生の学生(全9名)が当院で実習をされました。

期間は11月29日(月)~12月17日(金)までの3週間で、
3班に分かれて1週間に3名ずつ来院されました。

救急救命士コースの皆さんは、これまでに3か所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学ばれました。

そして当院での実習の目的は「接遇」、テーマは「笑顔」です。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス」と、
倉敷芸術科学大学の救急救命士コースで今年度から導入されました。

私たち職員にとっても気付きと学びを得る良い機会となりました。

実習内容は院長・看護部長・コンシェルジュのオリエンテーションから
始まり、一般病棟やリハビリテーション科などでの実習、
コンシェルジュ業務など、外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり”や”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

12月13日(月)~12月17日(金)に来院された第3班
3名の様子をご紹介します。

Imgp1161 <コンシェルジュ>

問診票の代筆をしています。 
相手にわかりやすい言葉を選びながらゆっくりと話し、とても聞き取りやすい話し方でした。

このように相手に合わせた話し方を考えることも大切ですね。

 

Imgp1282 <コンシェルジュ>

ご家族のお迎えを待たれているAさんと、タクシーを待たれているBさん。

「診察は終わられましたか?」や「お大事にしてください。」と声をおかけし、少しでも気持よくお帰りいただけるよう配慮します。

Imgp1208

<リハビリテーション実習> 

ご入院中の方がリハビリに来られました。担当のスタッフが来るまでCさんとお話をしたり準備を進めながら待ちます。

初めてお会いする方、初めての対応でも戸惑うことなくCさんに様子をお聞きしながらテキパキと動かれていました。  

 

Imgp1226

 

<放射線科>

1.5テスラMRI装置や、64列マルチスライスCT装置の説明を聞いています。

 

 

 

Imgp1230

<放射線科>

放射線科にある機械のそれぞれの役割について説明を聞き、今まで詳しくは知らなかったその役割に、とても関心を持たれていました。

 

 

 

Imgp1283

<一般病棟>

病棟ではリハビリや検査へのご案内、処置への同行などで、とてもよく動かれていました。

ご入院中の方だけではなくご家族への声かけも頻繁にされ、楽しい空間が広がっていました。

 

 

 

Imgp1261_2

 

<リハビリテーション実習>

スタッフからDさんのリハビリの内容や方法を聞き、可能な範囲で対応されています。

「しんどくないですか?」、「お上手ですね。」などと度々声をおかけする中小路さん(実習生)。

Dさんの話し声がとても小さいことにいち早く気付かれました。何かを話される様子のときには手を止めて近くでゆっくりと聞き取るように努めていました。

Dさんは何度も何度も根気強くリハビリを繰り返されていました。

そしてリハビリを終えたころ、中小路さんはこのように声かけをされていました。

 

 

Imgp1266 「Dさん、お疲れ様です。首や肩の痛みは大丈夫ですか?よく頑張られていたので…。」と。

その声かけに「痛い。」と小さな声で返答されるDさん。

そこで優しくマッサージ。その時お二人の間に言葉がなくても、相手を想う気持ちは伝わっていたと思います。

 

3名の方に実習の感想をお聞きしました。

「見えないものを想像してかたちにする、というコンシェルジュ業務
のようなコミュニケーションは、正直なところとても苦手です。
観察、行動、話の内容、タイミング、表情など全てに意味があって
その見極めや判断がとても難しかったです。

そう感じたぶん勉強になった事も多く、コミュニケーション方法の
幅広さを知ることができました。

また、リハビリテーション科や病棟ではある程度決まった業務があり
コミュニケーションは一人ひとり違いますが積極的に取り組むことが
できたと思います。」

多くの方と接することで大切な学びを得られたようです。

 

3週間にわたって、9名の実習風景をご紹介してきました。

相手や場所(部署や職種)によって本当に様々な対応があります。

特に実習中という慣れない環境の中、初めてお会いする方々に
対応することは、決して簡単ではないと思います。

しかしながら実習の目的である「接遇」と、テーマである「笑顔」を
忘れることなく一生懸命に取り組まれていました。

私が9名の皆さんに共通して感じるのは「笑顔の力」です。
コンシェルジュ業務や取材を通して実習中の様々な場面に
出会いました。

目線を合わせ、耳を傾け、心を通わせながら、目の前にいらっしゃる
相手の方にとってどのようなコミュニケーションが良いのかを考えて
対応されている姿には、私も勉強させていただくことが多くありました。
 

これから救急救命士を目指される皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な素敵な救急救命士になられることを心より願っています。

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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習 ~NO.2~

現在、倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学部 救急救命士コースの
4年生の学生(全9名)が当院で実習をされています。

期間は11月29日(月)~12月7日(金)までの3週間で、
3班に分かれて1週間に3名ずつ来院されます。

救急救命士コースの皆さんは、これまでに3か所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学ばれました。

そして当院での実習の目的は「接遇」、テーマは「笑顔」です。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス」と、
倉敷芸術科学大学の救急救命士コースで今年度から導入されました。

私たち職員にとっても気付きと学びを得る良い機会と感じています。

実習内容は院長・看護部長・コンシェルジュのオリエンテーションから
始まり、一般病棟やリハビリテーション科などでの実習、
コンシェルジュ業務など、外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり” や ”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

12月6日(月)~12月10日(金)に来院された第2班
3名の様子をご紹介します。

Imgp1007  

<コンシェルジュ>

杖をつきながらゆっくりと歩かれるAさん。

診察を終えて帰りのタクシーに乗られています。
その際に転倒されないように配慮しながら付き添います。

 

Imgp1014  

<コンシェルジュ>

玄関先で車から車いすへ乗り換えのお手伝いをさせていただき院内へ。
車を停めに行かれたご家族をBさんと一緒にお待ちしています。

「寒くなりましたね。」と積極的に話しかけていました。

「コンシェルジュって今まで聞いたことがなかったですが、
細田さんの実際の応対を見たりアドバイスをいただきながら実践することで
想像以上に繊細な仕事だと思いました。」との感想をいただきました。

Imgp1071  

<コンシェルジュ>

初診の方に症状を伺い、問診票の代筆をしています。

救急救命士としても求められる”状況を把握する”、”症状をわかりやすく文章にまとめる”ことを意識しながら対応しています。

 

 

Imgp1081  

<リハビリテーション実習>

リハビリを終えたご入院中のCさんを病室までお送りした時のご様子です。
楽しいお話に花が咲いていました。

Cさんの楽しそうな表情がとても印象的です。

 

Imgp1062  

<放射線科>

装置の説明を聞きながら、職員とのコミュニケーションもしっかりとれていました。その様子がこちらの笑顔。

放射線科は学ぶ機会の少ない分野で、これまでの実習でも初めてとのことで皆さんは興味津々でした。

 

Imgp1057  

<療養病棟>
Dさんは発声が困難なため口の動きを読み取りながらコミュニケーションを図ります。 
しっかりと目を合わせながら”読み取る力”が求められます。

 

 

Dさんの発言と、読み取った言葉が合っているかどうか、きちんと復唱しながらお話を進めていきます。大切なことですね。

 

Imgp1104  

<療養病棟>

Eさんは療養病棟にご入院されて2年半が経ちます。

ご自分で動くことは困難ですがお話が大好き、人との触れ合いが大好きな方です。

 

 

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手のぬくもり、肌のぬくもりを通してお互いの心もあたたまりますね。

その様子を見ているこちらまでそのあたたかさに包まれて笑みがこぼれます。 

 

 

「こうやって皆さんと話ができて嬉しい!!
たくさん元気をもらったわ~ありがとう!!」とEさん。

 

3名に、実習の感想をお聞きしました。

「今までの実習とは目的が違ったので 最初は”接遇実習”のイメージが
できなかったのですが、実際には全てがとても新鮮でした。

これまでは外来や病棟で患者さんとこんな風に向き合って接することが
ありませんでした。
患者さんや家族の方とお話をしたり介助やお手伝いをすることで、
患者さんとの距離の近さを感じました。

また、職員の皆さんがとても優しくて笑顔で話しかけてくださることも
とても嬉しく、コミュニケーションを学ぶ実習の必要性を感じました。」

心で感じたり気付くことができなければ、それ以上の行動には
発展しないと思います。

皆さんは豊かな感性で感じたり気付きを得て、学ぶ姿勢を持って
積極的に行動に移されていました。

患者さんやご家族の方からいただいた「ありがとう」の言葉と
その時の笑顔は今回の実習で大きな財産となったのではないでしょうか。

 

Imgp1115  

実習最終日の医局にて。 

 

今回の実習担当、木下部長(救急総括)と一緒に。

 

 

 

これから救急救命士を目指す皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な素敵な救急救命士になられることを心より願っています。

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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習

現在、倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学科 救急救命士コースの
4年生の学生(全9名)が当院で実習をされています。

期間は11月29日(月)~12月17日(金)までの3週間で、
3班に分かれて一週間に3名ずつ来院されます。

救急救命士コースの皆さんは、これまでに3か所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学ばれました。

そして当院での実習の目的は「接遇」、テーマは「笑顔」です。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス」と、
倉敷芸術科学大学の救急救命士コースで今年度から導入されました。

私たち職員にとっても気付きと学びを得る良い機会と感じています。

実習内容は院長・看護部長・コンシェルジュのオリエンテーションから
始まり、一般病棟やリハビリテーション科などでの実習、
コンシェルジュ業務実習など、外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり”や”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

11月29日(月)~12月3日(金)に来院された3名の様子を
ご紹介します。

Imgp0904  

今回の実習を担当している木下部長(救急総括)より、一週間のプログラムについて説明。

 

不安と期待の初日です。

 

 

 

現場での様子をご紹介。

Photo_2  

<コンシェルジュ>

車いすから車への移乗の様子。

車いすを差し出す角度やお体の症状などに気をつけながら”安全”を第一にお手伝いされています。

 

 

 

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<コンシェルジュ>

診察券や保険証をお預かりしています。

腰を落とし、目線にも気をつけて対応されています。

 

 

ご本人やご家族から何度も何度もいただいた「ありがとう」のお言葉が
嬉しかったと言われていました。

 

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<コンシェルジュ>

ご家族の方が来られるまで側でお話をしながらお待ちしています。

会話の中から情報収集することにも気をつけています。

 

 

 

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<療養病棟>

寝たきりの方をポータブルレントゲンで撮影しています。

放射線技師から、「救急の現場では時には救急隊に手伝ってもらうこともあります。」と聞き、より慎重に行われていました。

 

 

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<療養病棟>

発語がほとんど見られない方とのコミュニケーション方法を聞き、しっかり話しかけをされています。

「僕の話していることが通じているような気がします。」と。

 

 

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<病棟リハビリ>

作業療法士・理学療法士と一緒に病棟リハビリに同行されました。

楽しい会話に花が咲きます。

 

 

 

 

これまでの実習では主に救急の現場で対応されていたとのことで、
受診者やご家族の方とゆっくりと話をする機会はなかったそうです。

実習の目的は「接遇」、テーマは「笑顔」、その目的を達成するべく
皆さんは積極的にコミュニケーションを図っていました。 

表情、声をおかけするタイミング、視線などに気をつけている様子が
とても良くわかりました。

そして、お一人おひとりが求めていらっしゃることを先読みする大切さを
肌で感じられ、
その一つひとつの積み重ねが「安心」や「感動」となって
相手の心に届くということも、多くの出会いを通して学ばれたようです。

 

これから救急救命士を目指す皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な素敵な救急救命士になられることを心より願っています。

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岡山大学医学部医学科 地域枠学生の実習(H22年度)No.2

2010年9月30日(木)

岡山大学医学部医学科で昨年度から導入された「地域枠コース」。

そちらの地域枠学生(1年生)の方が、昨年と同様に夏休みの期間を
利用して地域の医療機関で実習をされています。

今年度、当院では4名の実習生をお迎えしています。

9月13~17日までの約1週間は、渡邉光さんと白神直人さんの
2名が来院されました。

 

実習のプログラムは前回(内藤さん・松田さん)とほぼ同じで、
外来診療や手術の見学、訪問診療の同行など院内外で様々な
実習をされました。

金田病院での実習プログラムの特徴は、訪問診療への同行や
消防署での救急車同乗実習、地域の勉強会への参加など、院外での
活動が多いことだと思います。

さらに、今回のお二人は近隣の落合病院へ実習に行かれました。

 

実習の感想をお尋ねしました。

渡邉さん
「手術見学や外来診療の見学、またCTやMRIなどの施設見学といった
医学的な面だけではなく、消防署の見学など様々な分野の勉強を
させていただきました。

僕は金田病院の前に哲西診療所に実習に行かせていただきました。

金田病院では院内外いくつかの勉強会に参加させていただいたことも
今までにない経験だったので勉強になりました。

初めての場所でしたが空気感や居心地が良く、学びと楽しさのある
実習となりました。」

 

白神さん
「院内だけではなく院外での実習もたくさんあり、
本当に充実していました。

消防署での救急車同乗実習や近隣の医療機関(落合病院)での実習
などを通して、地域とのつながりや連携がいかに大切であるかを
知ることができました。

先生方をはじめ、スタッフの皆さんには親切・丁寧にしていただき
本当に感謝しています。

この度の実習で得たことを今後の学生生活に生かしていきたいと
思います。」

このような感想をお聞きすることができました。

 

お二人にとって落合病院での実習というのは”思わぬ出来事”だった
ようで、このような横のつながりに関心を持たれていました。

落合病院と金田病院では病院連携の一環として、両病院の
外来診療を1枚の「診療日割表」として毎月発行するなど、連携を
密に図っています。

最近では「落合病院と1枚になった日割表をください。」と
地域の皆様の声をいただくことも増え、月を重ねるごとに
浸透していることを実感しています。

 

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前左: 渡邉さん

前右: 白神さん

 

実習最終日の医局にて。

 

 

 

夏休みが明けて学校が始まると、今回の実習の報告発表会を
されるとのこと。

学んだことや経験したことをまとめること、さらに人に伝えることで、
より一層の学びが得られるのではないでしょうか。

 

今後 大学で6年間勉強をされ、
その後2年間の初期臨床研修を経て医師として現場に立たれます。

実習を通して感じられたこと・学ばれたことがかたちとなって実りますよう
今後も心から応援しています。

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岡山大学医学部医学科 地域枠学生の実習(H22年度)

2010年9月17日(金)

岡山大学医学部医学科で昨年度から導入された「地域枠コース」。

そちらの地域枠学生(1年生)の方が、昨年と同様に夏休みの期間を
利用して地域の医療機関で実習をされています。

今年度、当院では4名の実習生をお迎えしています。

9月6日~10日までの約1週間は、内藤修子さんと松田勇輝さんの
2名が来院されました。

 

金田病院での実習プログラムは、院内での実習として院長・看護部長の
それぞれの視点によるオリエンテーションや外来診療、がん化学療法、
内視鏡、手術などの見学、医局会などの勉強会に参加されました。

その他 院外の実習として訪問診療、消防署、特別養護老人ホームに
同行され、各場所でたくさんのことを学ばれたようです。

若さと意欲あふれるお二人に、私も良い刺激をいただくことができました。

それでは実習の様子をご紹介いたします。

Imgp0242_2  

こちらは外来がん化学療法室での様子です。

この日 治療を受けられている方は5名。

担当看護師から症状や治療の様子、流れなどを聞かれました。

 

がん化学療法は、身体的にも経済的にも大きな負担を伴います。

治療を受けられている方の身体的な負担を少しでも軽減できたら、
との想いから、当院では担当看護師と医事課のスタッフが
協力しています。

治療が終わられたらそのままお帰りいただけるように、
集金や薬のお届けなど治療後の手続きを医事課スタッフが
代わりにさせていただきます。

そのようなお話を聞かれ、目の前のことだけではなく”背景”を
考えることがいかに大切であるかを学ばれていました。

 

Imgp0264  

 

当院では毎週水曜日の15時~、内科の総回診を行っています。

こちらは電子カルテを見ながら主治医が状態や状況を説明し、意見交換をしている様子です。

 

 

Imgp0267  

松田さん(左)

内藤さん(右)

 

真剣に聞かれています。

 

 

 

当院には一般病棟が3つあり、総回診では各病棟を回っています。

各病棟では必ず看護師が2~3名加わり(時には薬剤師も加わります)
記録をとっています。

そして医師による総回診が終わると、内科 海野部長は
「何か聞きたいことや困ったことはないですか?」と
必ず看護師に声をかけています。

海野部長:
「当院では、大学病院のように大勢の医師でご入院中の方一人ひとりを
回診するようなかたちでの総回診は行わず、(必要に応じて行う)
基本的には電子カルテを見ながら行っています。

主治医は受け持ちの患者さんの部屋へ毎日回診に行っているので
その状態についても報告しています。

電子カルテを見ながらの意見交換であれば、実際に病棟を回らなくても
医局でもどこでもできることですが、内科の医師が各病棟を回ることで
看護師にも共通の情報が伝わります。

また、看護師からの意見を聞く機会でもあるので、こいったかたちでの
総回診を行っています。」

と説明。
そのことを聞いたお二人は、「先生方が話されている内容は
今はまだ理解できないことばかりですが、1時間30分の総回診は
とても内容の濃いものでした。」と言われていました。

 

実習中のお二人はとても明るくハキハキされていて、
何事にも積極的に取り組まれていました。

そんなお二人に実習のご感想をお聞きしました。

内藤さん
「昨年、同じ地域枠コースを選択した先輩が金田病院で実習をしました。
その先輩の勧めもあって、私は金田病院で実習したいと思いました。

全く知らない場所での実習は緊張と不安もありましたが、皆さんに
優しくしていただいたのですぐに和むことができました。

実習ではプログラムがしっかりと組まれていたので、
5日間の生活がとても充実していたと感じています。

私が小さいころに経験した、家族や親せきなど身近な人がきっかけとなり
将来は小児科医になりたいと思っています。
今でもその気持ちは変わっていませんが、今まで読んだ
たくさんの本をもとに地域医療への興味や関心も高まりました。

今回の実習を含め、今後も様々な経験を重ねてしっかりと自分の道を
決めていきたいと思います。

楽しく、そして充実した実習をさせていただき
本当にありがとうございました。」

 

松田さん
「大学に入って初めての実習でしたが、本当に多くのことを学ばせて
いただき、地域や人のあたたかさに気付きをいただくこともできました。

実習のプログラムは思っていた以上に充実していました。
院内では各部署の方からお話をお聞きし、職員の皆さんの医療に
対する姿勢や、受診者・ご入院されている方への
想いなどを知ることができました。

院外では救急車の同乗実習や訪問診療など地域医療を
目で見て肌で感じることができました。

特に訪問診療はとても印象に残っています。
僕は4件の訪問に同行させていただき、”地域医療の現場”という
空気に初めて触れたので、自分の中で得るものが大きかった体験です。

こちらの先生方のような素晴らしい医師になりたいと思います。
本当にありがとうございました。」

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最終日、医局にて。

 

 

 

 

お二人は今後 大学で6年間勉強をされ、
その後2年間の初期臨床研修を経て医師として現場に立たれます。

実習を通して感じられたこと・学ばれたことがかたちとなって実りますよう
今後も心から応援しています。

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地域医療体験実習 ~鴨井千尋さん・田岡奈央子さん~

2010年8月31日(火)

NPO法人 岡山医師研修支援機構の主催により
『地域医療体験実習
 in 岡山+香川』が行われています。

(NPO法人 岡山医師研修支援機構ホームページ http://www.ishikenshuushien.com/

岡山県地域医療従事医師育成最適プログラム策定事業の
一環として行われ、本年が初めての取り組みです。

参加対象となる方は地域医療に興味を持つ学生・研修医および医師で、
7月下旬~9月末までの期間に2泊3日を基本としての
実習となっています。

定員は各施設2名程度で、当院には3名の方が来院されました。

先日の塚本真弓さん(コンシェルジュ日記 8月16日掲載)に続き、
8月23日~25日までの3日間は岡山大学医学部医学科2年生の
鴨井千尋さん・田岡奈央子さんが来院されました。

お二人に、実習に参加しようと思われた動機をお尋ねしました。

鴨井さん

「夏休みの期間を利用して何かにチャレンジしたいという気持ちは
ありました。そして以前から地域医療に興味があったので、
この機会にぜひ参加してみようと思いました。

その中でも金田病院を選んだ理由には2つあり、まず一つは
大学で金田院長の講演をお聞きした時の印象が強かったことです。

次に、昨年金田病院で実習をしていた地域枠学生3名の報告発表を
聞き、機会があればぜひ行ってみたいと思っていました。

また、今はまだ将来の自分の姿がはっきり見えていないことの
不安もあり、今回の実習が何かのきっかけになればと思いました。」

 

田岡さん

「私も地域医療に触れてみたいという想いはありました。

また鴨井さんと同じように、金田院長の講演をお聞きしたことと
地域枠学生の報告発表に影響を受けた部分も大きいです。

学校ではまだ専門的な授業はありませんが、これから少しずつ
自分の道を考えていかなければいけない状況になっていきます。

専門性がはっきりと決まっていない今だからこそ、医療の現場を
少しでも肌で感じておくことで今後の選択の参考になるのではないかと
思いました。」

 

お二人からこのようなお話をお聞きしたのは実習の前半でした。

目標を持って実習に臨まれているお二人から、私もたくさんのことを
学ばせていただけるのではないかと楽しみになりました。

 

実習初日、看護部長による病院案内、オリエンテーション(金田院長の
講話)があり、午後からは救急担当医の木下部長(脳神経外科医)と
真庭消防署にて救急車同乗体験をされました。

実習時間内に救急要請が2件(時間帯は異なる)あり、
救急隊・木下部長と共に救急車に同乗し、現場に向かわれました。

その感想をこのようにお話しくださいました。

「医師としての視点で見ることができ、大変勉強になりました。

真庭の地域性もあると思いますが、消防署と医療機関が
普段から良い関係で密に連携を図っていることを知りました。

そして今回の要請では山奥のお宅に行かせていただき、都会とは
また違った医療が求められることがわかり、
金田病院は
地域にとって大事な役割を果たしていると感じました。」

とても貴重な経験をされたようで、ご感想をお聞きすることで
私も勉強になりました。

 

2日目は外来診療・化学療法室の見学や放射線科の見学をされました。

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外来化学療法についての説明を聞かれています。

治療を受けられる方への想いを、看護師の視点から考えることができる貴重なお話でした。

 

 

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安全キャビネットを使用し、
抗がん剤の安全な
調剤を行っています。

看護師の説明を聞き、医療の
『安全』は、職員一人ひとりの
意識で守られていることが
わかりました。

 

 

 

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胃のレントゲン検査を見学。

放射線技師の的確な指示と、「大丈夫ですか?」「もう少しですからね。」と時折患者さんを気遣うスムーズな声かけに釘付けです。

 

 

  

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CTの操作室です。

 

撮影方法について、画像の診断についてなど放射線科の北山技師長から説明を聞かれています。 

 

 

 

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こちらの部屋は「アンギオ室」といい、血管造影検査を行うための部屋です。 

(アンギオとは血管造影のことです) 

 

 

放射線科では、今まで見ることのなかった機械を目にしたり
実際に触れてみるなど、貴重な経験になったことと思います。

そして午後は、遠部院長補佐(脳神経外科医)の訪問診療に同行
されました。この日の件数は8件です。

鴨井さん・田岡さんのご感想です。

「まさに”地域医療”といった体験をさせていただきました。
1件から次の1件までの移動距離が長く、山を越えての移動が
印象的です。

またご本人(受診者)もご家族の方も、先生や看護師さんが来られるのを
とても楽しみにされていることが伝わってきました。

”安心”とはこういった医療なんだなぁと思いました。」

お二人は、一つの経験からたくさんの学びを得てとても充実した時間を
過ごされているようです。

 

最終日。 まずは人間ドック・健診課にて診察の様子を見学。

その後お二人から『コンシェルジュ業務の見学をしたい』との
要望をいただき、私はありのままで業務にあたりながらも、
良い緊張感の中で約半日を過ごすことができました。

午後からは手術の見学をされ、金田病院での3日間の実習を
終えられました。

 

お二人の感想をご紹介します。

「金田病院での実習は思っていた以上に充実していて、
学びと楽しさを得ることができました。

病院では先生方や職員の皆さんにたくさんのことを教えていただき
感謝しています。
これからに活かすことのできる貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございます。

また、真庭の皆さんがとにかく優しくてあたたかいことに感動しました。

院内でもすれ違う方が挨拶をしてくださったり、私たちが実習生だと
ご存知の方は『頑張ってくださいね。』とか『応援していますよ。』と声を
かけてくださいました。

そして私たちが宿泊していた場所から病院までの道のりを5分ほど
歩いていると、行きも帰りも『おはようございます。』 『こんにちは。』と
地域の方が本当に気持よく声をかけてくださいました。

見ず知らずの私たちにとても気さくに声をかけてくださり、
これがあたたかい地域性なんだなぁと感じました。

医師を目指す私たちにはコミュニケーション能力がとても大切だと
言われていますが、金田病院では自然と身につくような気がしました。

本当に良い経験をさせていただきありがとうございました。」 

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最終日の医局にて。

鴨井さん・田岡さん
3日間の実習
お疲れ様でした。

私もたくさんの気付きと
学びをいただきました。

 

 

大学ではこれから専門的な勉強をされるとのこと。

この度の実習が今後の学生生活のお役に立てましたら幸いです。

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地域医療体験実習 ~塚本真弓さん~

2010年8月16日(月)

NPO法人 岡山医師研修支援機構の主催により、地域医療体験実習 in岡山+香川』が行われています。

(NPO法人 岡山医師研修支援機構ホームページ http://www.ishikenshuushien.com/

岡山県地域医療従事医師育成最適プログラム策定事業の一環として行われ、本年が初めての取り組みです。

参加対象となる方は地域医療に興味を持つ医学生・研修医および医師で、7月下旬~9月末までの期間に2泊3日を基本としての実習となっています。

(定員は各施設2名程度)

このような実習に応募して当院に来院されるのは3名の方です。 

 

8月9日~11日までの期間、岡山大学医学部医学科2年生の塚本真弓さんが来院されました。

塚本さんが実習に参加したいと思われた動機をお聞きしました。

「私は将来は県内で働きたいという想いがあります。

学生のうちに様々な経験を積みたいというのはもちろんですが、その中でも地域医療を見たいという想いは強くありました。

また5年生までは臨床実習がないので、早い時期に臨床の現場を見ることができるというのは本当に良い機会だと思い希望しました。」

と言われ、実習に取り組まれる強い意志を感じました。

 

まず1日目は看護部長による病院案内、オリエンテーション(金田院長の講話)があり、午後からは遠部院長補佐(脳神経外科医)の訪問診療に同行されました。

2日目、外来診療の流れや(診察室・化学療法室では各担当の医師・看護師による説明あり)、救急外来での処置の様子を見学をされました。

こちらはその一場面。

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MRI室での様子です。

ご入院中の方がMRIの撮影を終え、脳神経外科医3名がその画像を見ながら今後の治療について検討しています。

 

 

 

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画像や症状について、医師からの説明を聞かれています。

 

「専門的なことでまだまだ難しいこともありますが、とても勉強になります。」と塚本さん。

 

その日の午後は救急担当医の木下部長(脳神経外科医)と真庭消防署にて見学実習をされました。

タイミングが合わず消防救急車の同乗実習はできませんでしたが、医療機関とはまた違った角度から救急の貴重なお話を聞かれたようです。

そして夕方には落合病院と金田病院で2ヶ月に1度開催している『連携推進会議』に参加されました。

「地域医療の現場で、近隣の医療機関と連携を図ることがいかに大切かということがわかったような気がします。

実習生のうちに貴重な会議に参加させていただいたことに感謝しています。」

と、感想を伝えてくださいました。

3日目は医師とともに特定健診への同行、その後は外科の手術を見学されて3日間の実習を終えられました。

 

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塚本さんと医局秘書(写真左)は年齢が近いこともあり、医局で過ごす時間もこのような雰囲気に。

「楽しく、安心して過ごすことができました。」と記念にパチリ。

 

 

塚本さんに実習を終えての感想をお聞きしました。

「金田病院の印象は”あたたかい”です。

挨拶や会話、対応などから受診者の皆さんと職員の距離がとても近いと感じました。

また、初日にお聞きした金田院長のお話には感銘を受けました。

今までセルフマネジメントについて考えたことがなかったのですが、とても大切なことだとわかり、これからは意識していこうと思いました。

3日間という短い時間で、私が思っていた以上に多くのことを学ぶことができ、学生の今だからこそ感じることもたくさんありました。

この度の実習を経験したことで、今後5年間の学生生活をより有意義に、そして目的を持って取り組むことができると思います。

本当にありがとうございました。」

 

3日間の間、私も塚本さんに同行させていただく機会が何度かありました。

お話をさせていただく度に感じる塚本さんの不思議な魅力。

それはきっと、学ぼうとする純粋な意欲と姿勢にあるのだと感じます。

塚本さんの穏やかであたたかい雰囲気でこちらが自然と笑顔になれる、そんな素敵な女性です。

私も本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

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金田病院での地域医療体験実習、本当にお疲れ様でした。 

 

 

 

これからもその素敵な魅力と笑顔をたくさんの人に届けてくださいね。

当院でも心からお待ちしています。

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