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倉敷芸術科学大学 救急救命士コースの実習 ~第1班~

倉敷芸術科学大学 生命科学部 健康科学科 救急救命士コースの
4年生の学生(全8名)の、当院での実習が始まりました。

救急救命士コースの皆さんは、これまでに3カ所の
三次救急の医療機関で実習をされ、救急現場で求められる
専門知識や技術を学んで来られました。

当院での実習の目的は『接遇』、テーマは『コミュニケーション』、
ということで来院されている皆さん。

「学生の今だからこそコミュニケーション能力を養うチャンス!」と、
昨年
から導入されている実習です。

私たち職員にとっても、気付きと学びを得る
とても良い機会と感じています。

外来受診の方やご入院中の方との
”かかわり”や”コミュニケーション”を中心としたプログラムです。

 

今回お届けするのは11月7日(月)~11日(金)まで来院された
第1班、3名の「コンシェルジュ業務」の様子です。

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問診票の代筆をした後、
血圧測定の介助を
しています。

 

 

 

 

相手の様子・ペースを見ながら、声かけや介助をされています。

実習生が席を外すと、患者さんから私にこっそり耳打ち。

「初めて来たから全然わからんかったけど、こんなふうに
 ずっと側で教えてくれたら安心できるわぁ。」と。

実習生にとっては慣れない環境ですが、”安心”は
きちんと伝わっていますね。

 

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他医より紹介で来院された
患者さんの問診を
させていただきます。

ご家族の方にもしっかりと
お話を伺い、緊急性の
確認しています。

 

 

 

このようなときには、緊急性があるかないかを瞬時に判断し、
看護師に状態を伝える・ベッドをご用意するなど、
迅速な対応が求められます。

 

 

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耳のご不自由な方の
問診をお取りしています。

時間をかけてお話を伺う
場合は、椅子に座って
同じ目線になり、相手が
焦ることのないように
”お聴きします”という姿勢に
なることが大切です。

 

 

こちらが、「どのような姿勢でお聞きするのか」というところも
重要なポイントです。

そして、書いた内容が見えるように問診票を見ていただきながら、
「相手の訴えと、こちらが理解していることがきちんと一致しているか」
を確認するために、復唱することも大切です。
(※耳のご不自由な方には、文章を見ていただくなど)

 

3名それぞれの、コンシェルジュ業務をご紹介しました。

今回は介助の機会は少なかったのですが、問診票やご案内などの
お手伝いを通して、積極的にコミュニケーションを図られていました。

皆さんの感想は…

「楽しい!!」
「患者さんとの距離が近くてやりがいがある。」
「1日では足りません。患者さんからも仕事内容からも、
 勉強になることがたくさんあります。」

と、前向きな感想ばかりです。

活き活きとした笑顔がとても爽やかで、
実習には積極的、意欲的に取り組まれていたのが印象的です。

 

業務的ではなく、心で対応していることがとても伝わってきました。

そんな対応には温もりがあり、受診者やご入院中の皆さんにも
きちんと伝わっていると思います。

 

実習を終えて・・・

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実習担当の
木下部長(救急総括)より。

「しっかりと、”会話のできる”
 救急救命士に
 なってください。」と。

 

 

 

 

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一週間の実習
大変お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

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これから救急救命士を目指す皆さんは「正しい知識と技術」と共に
「相手を思いやる心」を、今後さらに学ばれることと思います。

素敵な救急救命士になられることを、心より願っています。

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「覚えてますか?」

2011年11月9日(水)

外来で検査に来院されたAさん。

検査後、Aさんは入院されることになりました。

 

このような流れでAさんが入院されたことは把握していました。

病室に入室されてしばらくして、Aさんが財布を持って
受付の辺りにいらっしゃいました。

その様子を見て、私はすぐに声をおかけしました。

「テレビカードのご購入でしょうか。」

「・・・・・・はい、そうです・・・。」

Aさんは、少し驚いたような表情でしたが、テレビカードの
ご購入場所をお伝えすると「ありがとうございます。」と、笑顔で
お戻りになりました。

 

退院の日。

Aさんから声をかけていただきました。

先日は、テレビカードの購入場所を教えてくださり
ありがとうございました。

覚えてますか?

細田さんは、私が何も言っていないのに『テレビカード』と言って
その場所を教えてくださったので、
とっても驚きました。

感動して、入院中の出来事の中ですごく心に残っています。

今日退院しますから。お世話になりました。」と。

 

Aさんは、「きっと細田さんにとっては日常の何気ない対応だったと
思いますから覚えていないかもしれませんね。」と笑いながら言われて
いましたが、今回のように、”感じたことと行動が重なった瞬間”
というのは、私にとっても嬉しくて印象に残っている出来事です。

Aさん、これから寒さに向かいますので
どうぞお体を大切になさいませ。

 

これからも、心のアンテナを張りながら皆さまのお役にたてるよう
努めていきたいと思います。

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