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院内勉強会開催 「嚥下について」

2011年1月31日(月)

院内勉強会が開催されました。

今回はリハビリテーション科の池田健二医師による、
嚥下に関する内容での勉強会でした。

院内ではNSTチームをはじめ、嚥下においても活発な活動が
行われています。

関心が高いこともあり、職種を問わず大勢の職員が参加しました。

 

日時: 平成23年1月26日(水)
     18:00~18:45

場所: 6階 大会議室

テーマ:「正常嚥下と嚥下障害 嚥下障害に対するチームアプローチ
                 (摂食・嚥下障害のリハビリテーション)」

講師: リハビリテーション科 池田健二医師

 

池田医師はリハビリテーション科専門医で
「日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士」
「義肢装具適合判定医」の資格を取得されています。

摂食・嚥下障害について、その原因や嚥下の段階、また検査方法など
専門的な話をお聞きすることができました。

質疑応答では、看護師から「当院は急性期病院であり、
脳外科疾患でご入院されている方も多くいらっしゃるため
摂食・嚥下障害については今まで以上に取り組んでいきたい
課題である」との意見もありました。

 

今回の池田医師の勉強会によってそれぞれの専門スタッフが
更に知識や技術を高め、より安心できる医療の提供に
つながるのではないかと感じました。

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”まぁ、いっか”

2010年1月26日(水)

ニュースでは「寒波」、「厳しい冷え込み」、「大雪に警戒」などの
言葉がよく聞かれる今年の冬。

この辺りの地域でもここ数年に比べて雪が降ること、積もることが多く、
通勤や受診の交通状況における心配の種となっています。

 

今朝も山や畑が白くなり、駐車場にもうっすらと雪が積もっていました。

Imgp1498  

 

写真ではわかりにくいですが、大粒の雪がひらひらと舞っています。

こちらはam10:00ごろに撮影したものですが、寒々しい空模様です。

 

 

 

Aさんの診察に付添いで来ていたお孫さん、2歳のBちゃんは
とにかく雪に大喜び。

外に行きたくて仕方ない様子です。

そんなBちゃんを微笑ましく見ていると、Aさんから一言。

「寒さを気にせず雪を喜んで外に行きたいなんて子どもの特権じゃ。
無邪気でうらやましいなぁ。

大人にとって嫌なことでも、こんな子どもの様子を見たら
”まぁ、いっか”と思えるなぁ

”まぁ、いっか”と思いながら我が子のときに、次は孫のときに、
童心に返って人はまた成長していくんじゃろうなぁ。

今も外は寒くて嫌じゃけど、Bの様子を見たら”まぁ、いっか”と
思えたから診察までの間にちょっと外に行ってくるわ。」

と、にっこり微笑んでBちゃんと一緒に手を振りながら
とっても楽しそうに外に向かわれたAさん。

 

”まぁ、いっか” と思える柔軟性や心のゆとり、
何事においても大切ですね。

また一つ、素敵なことを教えていただきました。

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元気をいただいています

2011年1月12日(水)

ずっと以前のことですが、ご本人・ご家族・そして私の関係について
深く考えるきっかけをいただいたことがあります。

 

それは、今から3年ほど前のある日のことです。

受診者Aさんは、付添いのご家族と一緒に毎月定期的に
通院されています。

Aさんは車いすを利用され、来院時はほぼ同じような流れで
お手伝いさせていただいていました。

  1. 玄関にお車が到着する
  2. 車いすをお持ちする
  3. Aさんを院内へご案内、ご家族はお車を停めに行かれる
  4. 院内でご家族と合流する

その際にはご本人もご家族の方も「いつもありがとう。」、「助かります。」
と嬉しいお言葉をかけてくださいました。

 

そのようなお手伝いが半年ほど続いたある日のこと。

私が席を外していたため玄関先ではお会いできませんでしたが、
ご家族に付き添われながらゆっくりと
診察室の前まで
歩いていらっしゃるAさんに気付きました。

”車いす!”   私の頭に浮かんだ言葉です。

声をおかけしようとしたその時、ご家族との会話が聞こえてきました。

Aさん:  「車いすがええ。(いい。)」

ご家族: 「今日は体調が良いんだからちょっとでも歩いてみようで。
       私が支えながら歩くから大丈夫、転ばん、転ばん。」
                  ※ 転ばん=転ばない(転倒しない)

このとき私は初めてご家族のお気持ちを知りました。

Aさんは、歩くことよりも車いすを望まれています。
ご家族は、Aさん自身のために少しでも歩いて欲しいと望まれています。

この日、受付時にはスタッフから車いすのご利用について声かけを
させていただきましたが、「歩いてみます。」との返答だったようです。

そこでAさんとご家族がどのような対応を望んでいらっしゃるのかを
きちんとお聞きしなければと思い、ご相談に行きました。

私:
「今日は歩いていらっしゃるんですね。
体調が良いとのことで、私もとても嬉しいです。
Aさんのお手伝いについてなんですが…」

ご家族:
「実際のところ、私も迷っています。
車いすを利用しないといけない状況は度々ありますし、
おじいさん(Aさん)はあなたに対応してもらえることをすごく
喜んで頼りにしています。
だから病院に着いたら何も言わなくても車いすを差し出してくれることは
私にとってもありがたいことなので特に不満などはないんです。

ただ、おじいさんには少しでも体を動かしてほしいと思う気持ちも
あります。
今日はおじいさんの体調も良かったですし、到着した時にたまたま
あなたがいなかったので良い機会だと思って歩いてみるように
促しました。」

 

このような話はAさんに限ったことだけではないと感じ、私にとって
とても考えさせられるお話でした。

Aさんに喜んでいただくことは もちろんとても嬉しく、先読みした対応を
心掛けたいという気持ちは私の中にいつもあります。
同じように ご家族のお気持ちにもお応えしたい、喜んでいただきたい、
という想いもあります。

ご家族に相談をさせていただいた結果、その都度お二人の
状況と想いをお聞きすることが望ましいということになりました。

その時のポイントは ”車いすはお持ちせず、まず確認” です。
それは、Aさんのお気持ちを車いすに向けないための工夫です。

 

それから約3年が経過した今もなお、そのような対応は続いています。

Aさんとご家族からたくさんのヒントをいただき
対応の幅も広がりました。

ご家族との相談後しばらくは私の姿を見て「車いす!車いす!」と
言われていたAさんですが、今では「今日は細田さんと歩こうか。」
と本当に良い表情で言ってくださいます。

91歳というご高齢であり、体調や院内での移動距離などによっては
車いすをご利用されることもありますが、体調の許す限りご自分で
歩かれています。

ご家族は通院のときだけではなく生活の様々な場面において
Aさんが少しでも意欲的に、少しでも体を動かすことができるようにと
声かけや介助などの工夫をされていました。

以前に比べて表情もぐんと明るくなられ、頻繁に声をかけて
くださるようになりました。

 

今私は、そんなAさんに元気をいただいています。

ありがとうございます、いつまでもどうぞお元気で。

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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年1月5日(水)

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 

当院は4日から通常診療を開始しています。

本年も多くの学びと経験を重ね、人として、コンシェルジュとして
少しでも成長していきたいと思っております。

新しい年が皆さまにとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。

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