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岡山大学医学部医学科 地域枠学生の実習(H22年度)No.2

2010年9月30日(木)

岡山大学医学部医学科で昨年度から導入された「地域枠コース」。

そちらの地域枠学生(1年生)の方が、昨年と同様に夏休みの期間を
利用して地域の医療機関で実習をされています。

今年度、当院では4名の実習生をお迎えしています。

9月13~17日までの約1週間は、渡邉光さんと白神直人さんの
2名が来院されました。

 

実習のプログラムは前回(内藤さん・松田さん)とほぼ同じで、
外来診療や手術の見学、訪問診療の同行など院内外で様々な
実習をされました。

金田病院での実習プログラムの特徴は、訪問診療への同行や
消防署での救急車同乗実習、地域の勉強会への参加など、院外での
活動が多いことだと思います。

さらに、今回のお二人は近隣の落合病院へ実習に行かれました。

 

実習の感想をお尋ねしました。

渡邉さん
「手術見学や外来診療の見学、またCTやMRIなどの施設見学といった
医学的な面だけではなく、消防署の見学など様々な分野の勉強を
させていただきました。

僕は金田病院の前に哲西診療所に実習に行かせていただきました。

金田病院では院内外いくつかの勉強会に参加させていただいたことも
今までにない経験だったので勉強になりました。

初めての場所でしたが空気感や居心地が良く、学びと楽しさのある
実習となりました。」

 

白神さん
「院内だけではなく院外での実習もたくさんあり、
本当に充実していました。

消防署での救急車同乗実習や近隣の医療機関(落合病院)での実習
などを通して、地域とのつながりや連携がいかに大切であるかを
知ることができました。

先生方をはじめ、スタッフの皆さんには親切・丁寧にしていただき
本当に感謝しています。

この度の実習で得たことを今後の学生生活に生かしていきたいと
思います。」

このような感想をお聞きすることができました。

 

お二人にとって落合病院での実習というのは”思わぬ出来事”だった
ようで、このような横のつながりに関心を持たれていました。

落合病院と金田病院では病院連携の一環として、両病院の
外来診療を1枚の「診療日割表」として毎月発行するなど、連携を
密に図っています。

最近では「落合病院と1枚になった日割表をください。」と
地域の皆様の声をいただくことも増え、月を重ねるごとに
浸透していることを実感しています。

 

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前左: 渡邉さん

前右: 白神さん

 

実習最終日の医局にて。

 

 

 

夏休みが明けて学校が始まると、今回の実習の報告発表会を
されるとのこと。

学んだことや経験したことをまとめること、さらに人に伝えることで、
より一層の学びが得られるのではないでしょうか。

 

今後 大学で6年間勉強をされ、
その後2年間の初期臨床研修を経て医師として現場に立たれます。

実習を通して感じられたこと・学ばれたことがかたちとなって実りますよう
今後も心から応援しています。

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”改善活動” への取り組み 第一弾

2010年9月22日(水)

先日、院内勉強会が開催されました。

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9月16日(木)

17:00~18:30

金田病院にて

 

  

 

内容: 病院機能評価受審準備勉強会

講師: 社会医療法人 恩賜財団 済生会支部岡山県済生会
     支部業務担当理事  岩本 一壽 氏

 

当院がH23年4月に更新審査を受ける予定の「病院機能評価 Ver.6」に
向けての勉強会です。  

病院機能評価とは、財団法人日本医療機能評価機構によって
認定されます。

国民の医療に対する信頼を揺るぎないものとし、その質の一層の向上を
図るために、病院を始めとする医療機関の機能を学術的観点から
中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を

支援する第三者機関として、日本医療機能評価機構が設立されました。

 

病院機能評価は5年毎に更新審査があります。

当院はH13年6月に病院機能評価Ver.3.1の認定を受け、H18年6月に
「Ver.5」で更新認定されました。

そしてH23年4月の「Ver.6」の更新審査に向け、第一弾となる 
勉強会です。 

 

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「よろしくお願いします。」と挨拶をされる岩本先生。

 

各部署の主任や所属長を中心に多くの職員が集まりました。

 

 

 

病院機能評価の意義をお話してくださいました。

  • 職員の意識が変わる
  • 一体感が生まれる
  • 達成感を味わうことができる

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先生のお話の数だけ職員の手が動きます。

貴重なお話をお聞きでき、今まで以上に身が引き締まります。

 

 

 

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たくさんの質問にお答えいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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こちらは、岩本先生の最後のスライドです。

 

 

 

 

病院機能評価を ”改善活動” と捉えることで、今まで少なからず
感じていた緊張感や危機感は、前向きな ”
ヤル気” となって
始動していると感じます。

今までの再確認・更なる充実・これからの取り組み、など
職員が一丸となって取り組んでいきたいと思います。

 

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岩本先生、お忙しい中誠にありがとうございました。

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岡山大学医学部医学科 地域枠学生の実習(H22年度)

2010年9月17日(金)

岡山大学医学部医学科で昨年度から導入された「地域枠コース」。

そちらの地域枠学生(1年生)の方が、昨年と同様に夏休みの期間を
利用して地域の医療機関で実習をされています。

今年度、当院では4名の実習生をお迎えしています。

9月6日~10日までの約1週間は、内藤修子さんと松田勇輝さんの
2名が来院されました。

 

金田病院での実習プログラムは、院内での実習として院長・看護部長の
それぞれの視点によるオリエンテーションや外来診療、がん化学療法、
内視鏡、手術などの見学、医局会などの勉強会に参加されました。

その他 院外の実習として訪問診療、消防署、特別養護老人ホームに
同行され、各場所でたくさんのことを学ばれたようです。

若さと意欲あふれるお二人に、私も良い刺激をいただくことができました。

それでは実習の様子をご紹介いたします。

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こちらは外来がん化学療法室での様子です。

この日 治療を受けられている方は5名。

担当看護師から症状や治療の様子、流れなどを聞かれました。

 

がん化学療法は、身体的にも経済的にも大きな負担を伴います。

治療を受けられている方の身体的な負担を少しでも軽減できたら、
との想いから、当院では担当看護師と医事課のスタッフが
協力しています。

治療が終わられたらそのままお帰りいただけるように、
集金や薬のお届けなど治療後の手続きを医事課スタッフが
代わりにさせていただきます。

そのようなお話を聞かれ、目の前のことだけではなく”背景”を
考えることがいかに大切であるかを学ばれていました。

 

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当院では毎週水曜日の15時~、内科の総回診を行っています。

こちらは電子カルテを見ながら主治医が状態や状況を説明し、意見交換をしている様子です。

 

 

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松田さん(左)

内藤さん(右)

 

真剣に聞かれています。

 

 

 

当院には一般病棟が3つあり、総回診では各病棟を回っています。

各病棟では必ず看護師が2~3名加わり(時には薬剤師も加わります)
記録をとっています。

そして医師による総回診が終わると、内科 海野部長は
「何か聞きたいことや困ったことはないですか?」と
必ず看護師に声をかけています。

海野部長:
「当院では、大学病院のように大勢の医師でご入院中の方一人ひとりを
回診するようなかたちでの総回診は行わず、(必要に応じて行う)
基本的には電子カルテを見ながら行っています。

主治医は受け持ちの患者さんの部屋へ毎日回診に行っているので
その状態についても報告しています。

電子カルテを見ながらの意見交換であれば、実際に病棟を回らなくても
医局でもどこでもできることですが、内科の医師が各病棟を回ることで
看護師にも共通の情報が伝わります。

また、看護師からの意見を聞く機会でもあるので、こいったかたちでの
総回診を行っています。」

と説明。
そのことを聞いたお二人は、「先生方が話されている内容は
今はまだ理解できないことばかりですが、1時間30分の総回診は
とても内容の濃いものでした。」と言われていました。

 

実習中のお二人はとても明るくハキハキされていて、
何事にも積極的に取り組まれていました。

そんなお二人に実習のご感想をお聞きしました。

内藤さん
「昨年、同じ地域枠コースを選択した先輩が金田病院で実習をしました。
その先輩の勧めもあって、私は金田病院で実習したいと思いました。

全く知らない場所での実習は緊張と不安もありましたが、皆さんに
優しくしていただいたのですぐに和むことができました。

実習ではプログラムがしっかりと組まれていたので、
5日間の生活がとても充実していたと感じています。

私が小さいころに経験した、家族や親せきなど身近な人がきっかけとなり
将来は小児科医になりたいと思っています。
今でもその気持ちは変わっていませんが、今まで読んだ
たくさんの本をもとに地域医療への興味や関心も高まりました。

今回の実習を含め、今後も様々な経験を重ねてしっかりと自分の道を
決めていきたいと思います。

楽しく、そして充実した実習をさせていただき
本当にありがとうございました。」

 

松田さん
「大学に入って初めての実習でしたが、本当に多くのことを学ばせて
いただき、地域や人のあたたかさに気付きをいただくこともできました。

実習のプログラムは思っていた以上に充実していました。
院内では各部署の方からお話をお聞きし、職員の皆さんの医療に
対する姿勢や、受診者・ご入院されている方への
想いなどを知ることができました。

院外では救急車の同乗実習や訪問診療など地域医療を
目で見て肌で感じることができました。

特に訪問診療はとても印象に残っています。
僕は4件の訪問に同行させていただき、”地域医療の現場”という
空気に初めて触れたので、自分の中で得るものが大きかった体験です。

こちらの先生方のような素晴らしい医師になりたいと思います。
本当にありがとうございました。」

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最終日、医局にて。

 

 

 

 

お二人は今後 大学で6年間勉強をされ、
その後2年間の初期臨床研修を経て医師として現場に立たれます。

実習を通して感じられたこと・学ばれたことがかたちとなって実りますよう
今後も心から応援しています。

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第1回 岡山MUSCATミーティング IN 真庭

2010年9月14日(火)

先日、当院で あるイベントが開催されました。

それは・・・

『MUSCATプロジェクト第1回 岡山MUSCATミーティング IN 真庭』

日時: 9月9日(木)  17:30~
会場: 金田病院 北棟6階 会議室

マスカットプロジェクトのプログラムとは、女性医師や女性看護師が
出産や育児のために一時休職した後も、よりスムーズにより安心して
医療現場に復帰できるようサポートするための計画です。

臨床現場定着を目指した活動としては、先輩から後輩へ知識と経験を
伝えるネットワークシステムがあります。
そして臨床現場復職を目指した取り組みとしては個々のニーズに
沿った復職プログラムと生涯学習システムがあります。

この2つの活動を柱とし、岡山県下の様々な団体・施設と連携し、
進めています。

こちらの取り組みは3年目を迎え、今年度より さらに岡山県からの
委託事業(「女性医師等復職事業」)として新たなスタートをきりました。

(女性を生かすキャリア支援計画 ホームページ)
http://www.okayama-muscat.jp/jyosei/index.html

これまでは岡山大学内での活動、または岡山市内での活動が多かった
とのことですが、このたびの「MUSCATミーティング」は第1回目として
学外で初めて開催されました。

 

プログラムはこちらです。

17:30~ 「MUSCATプロジェクト」概要説明
        岡山大学 医療人キャリアセンター
        岡山大学 地域医療人材育成講座 教授 片岡 仁美 先生

17:40~ 先輩女性医師からのメッセージ
        
小野形成外科整形外科 副院長 小野 陽子 先生
        岡山大学病院 産婦人科      清水 恵子 先生

18:00~ サポータークラブからのメッセージ
      
社会医療法人 緑壮会 金田病院 理事長・院長 金田 道弘 先生

18:10~ 質疑応答

参加者は院外から女性医師・男性医師の方が数名来院され、
また当院の様々な職種のスタッフが参加しました。

 

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片岡先生のお話ではMUSCATプロジェクトの取り組みがよくわかり、女性医師だけではなく、「岡山マスカットWEB 看護師版」があるとお聞きし、参加していた看護師も興味があるようでした。

 

 

 

先輩女性医師からのメッセージとして、まずは小野先生のお話です。

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小野先生は岡山県津山市で開業されている若さあふれる素敵な先生です。

『進む道を選ぶ時』という演題でお話をしてくださいました。

 

 

私がとても印象に残ったのは「遠回りをすることを恐れて欲しくない、
回り道をしても自分がやりたかったことはできる!」というお言葉です。

医師として、女性として、様々な場面で人生の選択をして来られた
小野先生のお言葉が胸に響きました。

私がそうだったように、小野先生のお話をお聞きして前向きな気持ちに
なった方も多いのではないかと思います。

なんだか元気をいただくことができました。
ありがとうございます。
 

 

次は岡山大学病院の清水先生が
『産婦人科医として キャリア形成と子育ての両立』という、ご自身の
経験をお話しくださいました。

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清水先生は現在2歳のお子さんをもつ子育て真っ最中で、岡山大学病院の産婦人科で非常勤医として働かれています。

ご自身がどのような環境にあり、仕事と子育てをどのように両立しているかといった具体的なお話をしてくださいました。

 

非常勤医として勤務時間に制限ができたことで集中力が増し、
仕事への意欲も増したといいます。

清水先生のお話の内容と穏やかな表情から、お忙しいながらも
とても充実した日々を送って
いらっしゃることを感じました。

 

お二人の先生から、女性医師としての視点・女性としての視点・
母としての視点でお話をお聞きでき、大変勉強になりました。

MUSCATミーティングが開催された日には、岡山大学の
地域枠コース1年生の学生2名が実習に来院されていました。

そのうち1名は女性で、ご感想をお聞きしました。

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「現役の先生方からこのようなお話をお聞きできる機会は本当に貴重なことだと思います。

まだまだ将来の自分が想像できませんが、今日お聞きしたことを参考に、素敵な医師になれるように頑張りたいと思います。」

 

 

働く女性にとって、仕事と子育て(家庭)の両立が難しいというのは
多かれ少なかれ どの職種でも同じで 大変だと思います。

家族や周りの協力がなければ継続することが難しい仕事もたくさん
あり、勤務時間・知識・技術など、様々な面で不安が伴い、
そのことがネックとなって復職に時間がかかることもあります。

MUSCATプロジェクトでは女性医師や女性看護師を対象に、
”安心して自分らしく” 復帰するために、様々な取り組みを
されています。

 

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MUSCATプロジェクトという、素晴らしい取り組みを
勉強させていただく貴重な機会をいただき、心より感謝しています。 

誠にありがとうございました。

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”今” を感じる、考える

2010年9月8日(水)

外来用車いすの清掃・点検を行っていた時のことです。

 

タイヤに空気を入れていると…

「おはよう、がんばりょうるなぁ。(頑張ってるね)」

「大変ですね。」

「気持よく使わせてもらえるね。」

「暑いじゃろ~、頑張ってぇなぁ。」

「手伝おうか!?」

「代わってあげるで!!」

と、ご来院の皆さまが次々に声をかけてくださいました。

日常の何気ない出来事、何気ない時間ですが、
皆さまに見守られ支えていただいていることを
実感することができました。

 

そしてこちらの絵手紙を見て、時には ”今” を振り返ること、
”今” を実感することは大切な時間だなぁ…と思いました。

それまで気付かずに通り過ぎていたことや見過ごしていたことに
気付けるかもしれませんね。

 

Photo  

 

 

 

 

 

 

 

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いつもありがとうございます。 

 

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