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あれから3年

2009年4月30日(木)

本日、約3年ぶりにAさんがお見舞いに来られました。 

私の姿を見つけて声をかけてくださいました。

 

Aさん:「細田さん、久しぶり!!」

私  :「Aさん!! 本当にお久しぶりです!!」

私にとって大変思い出深い方で、お変わりないAさんのお姿を 心から嬉しく思いました。

そして私の名前を覚えてくださっていることに感動しました。

 

私が金田病院のコンシェルジュとして勤めてまだ2・3週間のころ…不安と緊張の毎日を過ごしていました。

そのころ、Aさんは週に1~3回、約半年間リハビリに通院されていました。来院される回数が多く、また 車いすを利用されていたため、お話やお手伝いをさせていただく機会も多くなっていきました。

年齢は70歳代前半。

人生の大先輩であるAさんには、不安や緊張など 不慣れな私の心も姿もお見通しだったと思います。そんな私に 本当に優しく接してくださいました。

少しずつお手伝いのリズムやタイミングがわかるようになると大変喜んでくださり、私にとってもAさんが来院されるのが楽しみになっていました。

 

そして2ヶ月ほど経ったある日、このようなお言葉をかけてくださいました。

「病院にこそ あなたのような人(役割)が必要だと思う。

求められている仕事だね。」

私にとって今でも忘れられない大切なお言葉です。

そのお言葉には何度も何度も励まされ、そしてコンシェルジュの役割について たくさんのヒントをいただきました。

相手の心を読むこと、心を込めて対応すること、心に触れる(信頼される)存在になること…何よりも大切な心を教えていただきました。

 

あれから3年…

私も多くの皆さまと出会い、様々な経験をさせていただきました。

本日、Aさんにかけていただいたお言葉は…

「どこか懐かしいような、心地の良い空気を感じるね。

成長されていることがわかります。

頼もしいですね。」

当時も今も変わらず、あたたかく見守ってくださっていることを感じるお言葉が心に沁みます。

ありがとうございます。 

いつまでも変わらない、人と人の出会いや つながり。

嬉しいですね。

これからも、お一人おひとりとの出会いを大切にしていきたいと改めて思いました。

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気持ちをつなぐ○○○

2009年4月21日(火)

昨日の出来事です。

「帰る前にあなたに会えて良かった~ぁ。」

そう言って満面の笑みで声をかけてくださったのは、昨日ご退院されたAさんです。

外来の受診時には、必ずお話やお手伝いをさせていただいている方です。

ご退院されるとお聞きして私も本当に嬉しくなり、気付くと 手を握ってお話をさせていただいていました。

お体のこと、ご入院中の出来事、病棟看護師の嬉しかった対応など、短時間でたくさんのことをお話してくださいました。

その一つに、涙を浮かべながら話してくださった出来事がありました。

 

Aさんは、昨日が御誕生日で84歳を迎えられました。

朝、このように思われたそうです。

”祝ってもらう歳でもないけど、一年に一度しかない自分の誕生日を病院で迎えることは なんだか寂しい気がするなぁ” と。

お話はここからです。

 

「ところがね、病棟の看護師さんが私のベッドを囲んで みんなでお祝いの言葉をくれました。

涙が出るほど嬉しかったですよ。

それから、昼食には素敵な素敵なメッセージカードがついていました。」

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 Aさんの食事に添えられていた

 お誕生日カードです。

 

 

 

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それはもぅ 嬉しかったですよ。

食事を考えたり作ったりされている方のお顔は見えなくても、お祝いしてくださっている その気持ちが本当に嬉しかったです。

一人ぼっちじゃないんだな、私のことを気にしてくれる人がいるんだな、頑張ろう!と、みなさんに勇気と元気をもらいました。

ありがとうございました、感動しました。」

 

そんな素敵な出来事があったことをお聞きして、Aさんの感動が伝わってきて 私も胸が熱くなりました。

続けて、隣にいらっしゃったご家族の方もお話をしてくださいました。

「おばあちゃん(Aさん)は一人暮らしで、私は遠方にいるから通院の様子や あなたのことはいつも聞いていました。

今回 入院になって何度か様子を見に来ましたけど、皆さんのあたたかさには私も感動しました。特に今日の出来事はおばあちゃんにとってはもちろん、私にとっても嬉しかったです。」

 

スタッフそれぞれの小さな心遣いが重なり、大きな感動になったのだと思います。

Aさん、素敵なエピソードをお聞かせいただきありがとうございました。

 

当院では季節や行事の食事に応じて、お食事に様々なカードを添えています。

栄養課の協力により、いくつか見せていただきました。

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他にもまだまだたくさんのカードがありました。

 

こちらはバリエーション豊富なお誕生日カードです。

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ちょっとしたサプライズですね。

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時には、栄養課宛てにお返事が返ってくることもあるそうで、それは カードの裏に書かれていました。

お返事は栄養課で大切に保管されていました。

 

気持ちをつなぐカード、なんだか素敵ですよね。

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消火訓練を行いました

2009年4月15日(水)

新年度を迎え、新しく10名の方が金田病院の職員として入社されました。

ほとんどの方が社会人1年目の新卒の方。

皆さんの新しい目で、私も多くのことを学ばせていただきたいと思っています。

 

4月1日~8日までは、オリエンテーションで様々な勉強をされました。

そのうちの一つ、新入職員の方を対象に『消火訓練』が実施されました。

まずは、火災についてや消火器の取り扱いについての説明を聞きしました。

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実際に火や消火器を扱うとあって、皆さんの表情は少し緊張気味です。

そして いよいよ…

火災発生!!

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ご覧のように 勢いよく燃え、炎の高さはあっという間に1.5mに達しました。

一刻も早い、迅速な初期消火をしなければいけません。

 

まずは安全栓を抜きます。

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緊張しながらも、教わった通りに実践しています。

 

次に、ホースを外して 火元へ向けます。

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そして、風向きと適切な距離を確認したらレバーを強く握ります。

 

消火開始!!

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無事、消火することができました。

炎の勢いと 消火器の勢いに戸惑いながらも、初めての消火は見事 成功です。

 

このような消火訓練は、一人一人が行いました。

火災は決してあってはいけないことですが もしもの時に備え、訓練はとても大切なことです。

…ということで、私も経験させていただきました。

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少し腰が引けていますが…

本当に本当に良い経験となりました。

そして、消火訓練を終えた皆さんの感想をお聞きしました。

  • 初めて消火器を使いましたが、思っていたよりも勢いが良かったので驚きました。
  • 初期消火の大切さがわかって良かったです。

など 実践を通して多くのことを学ばれたようでした。

 

約1週間のオリエンテーションを終え、今それぞれの部署での勤務が始まっています。

10名の皆さんは職種や部署が異なるため、同じ時間を過ごす機会は少ないかもしれませんが、金田病院の大切な同期として 輝いて欲しいと思います。

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2009年4月9日(火)

4月に入り、春らしい陽気が続いています。

当院の川沿いにある桜も この一週間で一気に花が開き、今はほぼ満開になっています。

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この季節にイメージする色は『もも色』や『ピンクいろ』、菜の花の『きいろ』など、春らしい ふんわりとした優しい色を思い浮かべます。

皆さんも、季節や場所や人柄などを 色で表現したり例えたりすることはあると思います。

 

今日、定期通院のAさんにこのように声をかけていただきました。

「金田病院のイメージは肌色じゃなぁ。」

”肌色”

・・・・・・  私はなかなかイメージできませんでした。

病院のイメージが「肌色」と聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。

私は興味深々で、その意味をAさんにお尋ねしました。

 

答えは・・・

「人間味あふれた場所」 とのこと。

 

私にとって、意外であり 納得できるお言葉でした。

落ち込んで、一生懸命で、努力して、真剣で、嬉しくて、優しくて、感謝して、温かくて、そんな感情や感覚が集まった場所。

いろいろな人の いろいろな感情が集まった人間味あふれた金田病院のイメージは、肌色。

なんだか今まで以上に、肌色があたたかい色に思えるようになりました。

 

Aさんと このようなお話をさせていただいていなかったら、私にとって肌色は この先もきっと脇役だったと思います。

 

たくさんの方と接すること、たくさんの方とお話をさせていただくこと、たくさんの方のご意見をお聞きすることは、自分の感性を磨く 一番の勉強法だと思いました。

これからも皆さんと関わらせていただくことを楽しみにしています。

 

”色”といえば、こちらは、お昼とはまた違った色や風情を感じることができる夜桜です。
 

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ライトアップされた きれいな夜桜をお楽しみください。

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