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喜びと責任

2009年3月25日(水)

このところ、私にとって ある出来事が重なるたびに喜びを感じ そして改めて責任を感じています。

その出来事とは…

”名前を呼ばれること” です。 

 

病院では、受診される方にはご本人確認のために様々な場面で名前の確認をさせていただいています。

私たちにとって、顔や名前を覚えて対応させていただくことは基本的なことであり、もっとも大切なことでもあります。

しかし通院されている方から声をかけていただく時には「看護師さん」や「受付の人」と表現されることが多く、大勢のスタッフの一人として声をかけてくださいます。

その為、私たちスタッフが 受診される皆さまから名前を読んでいただく機会は意外と少ないのです。

そのような中で ”個人” として声をかけていただくことは、本当に嬉しく思います。

「おはよう。」の挨拶に名前が添えられていたとき…

「ありがとう。」の一言に名前が添えられていたとき…

ほんの少しのことのようですが、私にとっては大きな喜びです。

反面、その喜びの大きさと同じように 責任も大きいと感じます。

 

最近では 来院される前にご本人やご家族からお電話をいただいたり、他の医療機関や施設の方からお電話をいただくことも多くなっています。

「これから私の母が行きますのでよろしくお願いします。」

「体調が優れないので玄関でのお手伝いをお願いします。」

このように連絡を下さる方のほとんどは、ご来院の際に何らかのお手伝いをさせていただいている方ですが、医療機関や施設からいただくご連絡の時には 初めてお会いするような方もいらっしゃます。

連絡をいただいた際には、受付スタッフにも伝え より多くの目で対応できるようにしています。

どのような場合でも心がけていることは、お一人おひとり、またはご家族の方に安心を感じていただくこと。

 

皆さまから頼っていただくことの喜びを感じながら、責任を持って対応していきたいと思います。

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『糖尿病の集い』が開催されました

2009年3月7日(土)

この日、当院の糖尿病外来に通院されている方や 糖尿病でご入院されている方を対象に『糖尿病の集い』が開催されました。

<金田病院 糖尿病教室主催・DM(糖尿病)委員会協賛>

 

約2時間30分の流れをご紹介します。

◆ 栄養のお話 ~会食をしながら~

  【糖尿病療養指導士・管理栄養士  押柄 はや子】

まずは昼食(割烹おかもと旅館の糖尿食弁当)を食べながら、本日の食事の内容やカロリーの説明、そして家庭での食事についてのお話がありました。

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人間ドックのお弁当を元に、当院の管理栄養士が内容を考え カロリーを計算したものを糖尿病食弁当として作っていただきました。

※今回は特別に作っていただいた献立で、通常は作っていません。

600kcalで計算しています。

 

参加された皆さんからは「彩りも味も大満足!」といった感想が多く、女性の方は量の多さに驚かれていました。

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食事をされている皆さんからの質問にお答えしたり、アドバイスをしています。

 

 

栄養士の「よく噛んで ゆっくりと食べることも大切ですよ。」 という話がありましたが、日ごろのペースで早くに食べ終わる方も多く、日常的に心がけることが大切だと実感されていました。

 

◆ 糖尿病とは

  【糖尿病内科 医師  木村 友彦】

食事の後は、木村医師のお話です。

糖尿病と診断された方の中には、「食事に気をつけて 処方された薬を飲んでいる。けれど病気についてはよくわからないままに過ごしている。」といった方も多くいらっしゃると思います。

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スライドを用いて、わかりやすくお話をされる木村医師。 

 

 

 

「ほぉ~。」 「あぁ~。」 と、時には声が聞かれることも。

今まで知らなかった糖尿病の専門的な知識を学ばれ、ご自分の体や生活スタイルに改めて向き合っているご様子の方もいらっしゃいました。

 

◆ 飲み薬とインスリン ~薬の役割~

  【糖尿病療養指導士・薬剤師  芦田 直子】

次は、薬剤師より お薬の役割についてのお話です。

糖尿病と診断された方のほとんどが受けられている薬物治療。

診察を終えて 医師から処方された処方箋を 会計で受け取る…といった流れの中で、お薬の内容や用法用量について 外来で薬剤師と受診者が直接お話をする機会は少ないですが、今回は誰にでも共通しているお薬の役割についてのお話がありました。

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ゆっくりと 丁寧に、聞き取りやすくお話をされています。

 

 

 

 

印象的だったのは「薬の飲み忘れが重なると、必ず血糖コントロールが崩れてきます。」という言葉。

飲み忘れの経験がある方も多く、この言葉には皆さん衝撃を受けておられるようでした。

毎日の積み重ねが大切だということですね。

 

◆ フットケアのお話 ~観察のポイント・お手入れ~

  【糖尿病担当看護師  山口 仁美】

糖尿病には様々な合併症がありますが、その中から神経障害に注目したフットケアのお話です。

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スライドの他に 手作りのボード(山口看護師の後方)もあり、具体的なお話でした。 

 

 

 

合併症について勉強することで、自分の体の変化を見逃さない・いち早く気付くことができます。

それぞれの方が、体調管理についてとても真剣に考えられていました。

 

◆ 運動のお話とスワロビクス ~運動の効果~

  【糖尿病担当理学療法士  丸山 謙二】

まずは効果的な運動のお話です。

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”運動”について、専門的な観点からお話されました。 

 

 

 

そして次に、椅子に座ったままで行うスワロビクスをしました。

ふだんから、ほとんどの方がご自分の体調に合わせてウォーキングや体操などで意識的に運動をされているとのこと。

今回は20分ほどの運動で しかも椅子に座ったままということで、軽快なステップと余裕のある笑顔が見られました。

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受講者の皆さん・そしてスタッフも一緒に体操し、会場が一体となっていました。

 

 

軽い運動ではありますが、動き続けていることで後半は少しづつ疲れが出ることもあるかと思いますが、あくまでも無理のないようにご自分のペースでしていただくことが大切ですね。

皆さんのご感想は、「気軽にできるので良かった。」 「あまり動かさないような筋肉も伸びたような気がして気持ちよかった。」 と好評でした。

私も一緒にしましたが、本当に気持ち良かったです。皆さんと同じように続けていきたいと思います。

 

◆ 質問・展示コーナー

最後は、医師や栄養士への質問や展示コーナーの見学です。

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食品やインスリンなど 工夫された展示品がいっぱいです。

 

 

 

 

診察室とは違った環境の中で医師や看護師と話をしたり、ふだん疑問に感じていたことを尋ねたりと、とても充実した時間になったと思います。

参加された方に感想をお尋ねすると、「初めて参加したけど、とにかく勉強になりました。」 「自分の意思を強く持って治療に取り組もうと思いました。」 など嬉しいお声をたくさんいただきました。

 

2時間30分を振り返ると、本当に早かったと感じます。

それだけ内容が充実していたのだと思います。

ありがとうございました。

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<人間ドック健診課・DM(糖尿病)委員会の皆さん>

 

 

 

 

スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

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寒さの中にも、春。

2009年3月3日(火)

このあたりは朝から雪が降っていました。

日中は交通量が多く 気温も少し上がっているので 道路に雪が積もることはありませんでしたが、ご覧のとおり辺りは真っ白です。

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こちらは4月にはとてもきれいな桜が咲く並木通りです。

今は白い花が満開です。

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雪を乗せて少し重たげに沈んだ枝を見ると…

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つぼみを見つけました。

あと1ヶ月…きれいに花を咲かせる その時を待っています。

 

 

そして今日は 3月3日、桃の節句です。

数日前、ある方から心のこもった贈り物をいただきました。

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折り紙で作った 手作りの雛人形です。

(吊るして飾るのもかわいいとのことで 糸をつけてくださっています)

「日ごろの感謝の気持ちを込めて。」とのこと。

親指ほどの小さな雛人形は、作ってくださった方の温かい気持ちを通して 私たちの心を和ませてくれています。

 

春は もうすぐそこですね。

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