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『知識・技術・心』

2009年2月24日(火)

前回の記載でお伝えしましたが、現在 当院の医事課に実習生が来られています。

学校では教わらないことの連続で戸惑うことも多いようですが、実習ならではの”経験”を通して感じることや学べることも多く、日々成長されていることと思います。

 

ある日 実習生とお話をしている時のことです。車いす移乗の場面での戸惑いを、このようにお話されました。

「車いすのお手伝いをさせていただく場面があったのですが、どうすれば良いのかわからず 自信もなかったので とても戸惑いました。難しいですね…。」

私はコンシェルジュとして勤めはじめたころの自分自身と重なりました。

今では幸せなことに 周りの方が私を覚えてくださり、お話やお手伝いなどもスムーズにさせていただくことができるようになりました。おかげ様で、多くの方とかかわらせていただき、楽しさや喜び、やりがいを感じることができています。

しかしこのような流れが最初からできていたわけではありません。 

 

ご来院の皆さまとの関係を築くには『安全・安心』をお届けすることが第一です。そう考えたとき、私はリハビリテーション科スタッフに相談し、正しい知識と技術を学ばせていただきました。

そこで今回もリハビリテーション科スタッフに、専門的な技術を教えていただけることになりました。実習生と一緒に私も勉強をさせていただく とても良い機会です。

車いす移乗の基本的な方法・杖の適切な長さや持ち方・そして様々な場面での援助方法など、比較的多くお手伝いが求められる技術に的をしぼって教えていただきました。

心がけていたつもりでもできていなかったこと、基本的なことなのにいつの間にか忘れてしまっていたこと、目からウロコのような学びもあり、実習生と共に とても有意義な時間を過ごすことができました。

私は以前にも何度か講習をしていただいたことがありますが、その度に新たな学びがあります。

例えば病状のこと、例えば装具のこと、例えば体勢のこと、例えば患部のこと、

コンシェルジュとして経験を積めば積むほど、より具体的な方法を尋ねることができるので より深く理解することができるからだと思います。

 

次の日。

お手伝いの場面で、実習生が今までよりもずいぶん落ち着いて対応されている様子を目にしました。

学んだことを確実に自分の中に取り入れて確実に成長されている姿が微笑ましくもあり、そして ”私も頑張ろう!!” と前向きな気持ちになりました。

 

リハビリテーション科スタッフの方が『知識・技術・自信』をお伝えできたように、私も『知識・技術・心』を少しでもお伝えできれば良いな、と思いました。

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実りのある3週間に

2009年2月19日(木)

現在、当院の医事課に実習生が来られています。(2月16日から)

3週間、医療事務の現場で様々な経験をされることと思います。

 

実習初日は、慣れない環境や初めての病院実習ということで とても緊張されているようでした。

受診者の皆さまは、”実習生” としてではなく ”金田病院の職員” として声をかけられます。そのため戸惑いを隠せない様子でしたが、一生懸命に応対されていました。

2日、3日と日を重ねる毎に、外来での流れが少しずつわかるようになり、柔らかい笑顔で応対されているのが印象的でした。

 

実習生にとって ”教わる” ということも大切ですが、日々の経験の中で”考える”ことや”感じる”ことも大切なのだと思います。

本日までの4日間で、受診者の皆さまとのかかわりを通して 本当にたくさんのことを考えたり悩んだり感じたり…。相手の方を想いながら応対されていることがわかります。

そのような実習生の姿は、私にとっても”考える”ことや”感じる”こと、そして私自身を見つめる とても良い機会となっています。

  

実習生にとっての貴重な3週間を、一緒に過ごす私たちにとっても 実りのある3週間にしていきたいと思います。

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”楽しい時間”の共有

2009年2月10日(火)

定期受診に来院されたAさん。

Aさんは80歳代女性で、タクシーを利用してお一人で来られます。

本日 タクシーが到着し、玄関先でお出迎えをしていた私の姿を見て このように言われました。

 

「あ~良かった!!

いろいろとお話したいことがあったから、”あなたに会えるかな” と思って楽しみにして来たんよ。

後でお話を聞いてちょうだいね。」 

  

朝一番で このように声をかけていただき、私は気持ちの良い一日をスタートすることができました。

 

来院時には必ず声をかけてくださるAさん。

ご自宅に咲いたお花のこと、

畑で採れた野菜のこと、

実践されている健康法のこと、

嬉しかったできごと、

など、いつも本当に楽しませてくださいます。

  

会話の中からAさんのお気持ちを知ることができたり、お手伝いのヒントを見つけることができたり。

そうするうちに Aさんの表情を読み取ることができたり、望まれていることがわかったり。

Aさんの表情、お話の内容、声のトーン、熱の入った身振りや手振り…などから毎回いろいろな発見があるので、私にとっても楽しい時間になっています。

 

本日も 楽しいお話をしてくださいました。

こちらまで嬉しく、楽しい気分になってきます。

少しの時間の ごくごく日常的な会話ですが、Aさんは その時間をとても楽しみにされていることが伝わってきます。

 

そんなお気持ちを大切に受け止め、これからも”楽しい時間”を共有させていただきたいと思っています。

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