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安心をかたちに

2007年5月22日(火)

 心 温まる、嬉しいお話をいただきました。

「今日 私は検査でレントゲンを撮りました。でも、暗いところや狭いところが苦手だったので、検査と聞いたときには とても不安に思いました。

ところが 検査の説明をしてくれる人がすごくていねいで、マイクで話すときにも優しい口調だったので、驚くほど安心して終えることができたんですよ。 安心とは 心の触れ合いでこそ感じるものですね。

ほんの少しの気遣いが自然にできて 自然に安心を与えることができるのって 良いことだな~と思いました。 病院の人にとってはささいなことかもしれませんが、すごく嬉しかったですよ。」

 こちらの方は 暗いところや狭いところが苦手だと言うことを、検査前にスタッフに伝えようと思われたそうですが 説明の際に不安を感じなかったとのことから、検査を受けることに抵抗がなくなったと言われていました。 

 このようなお話をいただいたとき、私の頭には 『安心をかたちに』 という言葉が浮かび、心が温まりました。

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「今度からは一人でも乗れそうじゃな~!!」

2007年5月16日(水)

 週に3回前後 当院のリハビリに通院されているAさん。

杖をご利用されながら、お一人でゆっくりと歩かれています。 しかしお車に乗られる時には、車高が高いためにお一人では難しく、Aさんがお車に足をかけると同時に 付き添いのご家族の方が下から抱えるようにして援助されています。 時には私がお手伝いさせていただくこともあり、今までにも ”難しいな、危険だな” と感じることがありました。

 昨日(コンシェルジュ日記:5月15日に記載)、当院のリハビリテーション科スタッフに、このようなAさんのご様子についても相談しました。『お車に乗られる時に、踏み台を使っていただくのが安全で良いのではないか』と、アドバイスをしていただいていました。

 本日 Aさんがリハビリに来られたので踏み台のご使用をお勧めし、了解をいただいた上でご用意しました。

 踏み台をご使用いただくことで ご家族の方はほとんど援助をされることなく Aさんはとてもスムーズに乗ることができました。 Aさんもご家族の方も 「うわ~!! こんなに簡単に乗れるなんて!!」 と大変喜んでおられました。 私にとっても想像以上の出来事で、魔法のようにさえ感じました。

 私は今から1年程前にも Aさんに踏み台のご使用をお勧めさせていただいたことがありました。その際 一度ご使用されましたが、「使わないほうが乗りやすい」と言われたので その後は今日までご使用されたことはありませんでした。(私もお勧めしていませんでした)

 思えばAさんは、この1年で筋力の低下や体が重くなったなどご自分の変化をお話くださっていました。そのような大きなヒントをいただいていながらも、お手伝いや対応がいつまでも同じで満足されるはずがないのだと、ハッとしました。 

「明日からは 迷うことなく使わせてもらいますね。」 と言われたご家族の方の笑顔が強く印象に残っています。また、最後にAさんがご家族の方に言われた

「今度からは一人でも乗れそうじゃな~!!」 というお言葉。 Aさんにとって 何らかの形で自信につながったように感じました。

 そして、院内の様々な部署での連携が大切なことを改めて知り、一つの経験として私の自信にもつながりました。

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専門的な観点からのアドバイス

2007年5月15日(火)

 病院にはお体のご不自由な方が多くご来院されます。

 お手伝いをさせていただく時には『安全』であることが前提です。ですから、お手伝いをさせていただく機会が多くある私は、基本的な知識や技術を身に付けておく必要があります。 今までにも車いす移乗などの講習を受けて勉強を重ねてきましたが、日々様々な状況があり、お一人おひとりでその方法は変わってきます。その時にただ見守るだけではなく適切な方法でお手伝いができるようになりたいと思い、当院のリハビリテーション科スタッフに相談しました。

 私がお手伝いをさせていただく中で危険または困難だなと感じるケースや良くあるケースを基に、個人的な指導をお願いしました。

 中でも、当院のリハビリに通院されている患者さまの場合は、「~~の状態なので、~~をすることは困難。お手伝いの方法としては~~をして差し上げたら良いのではないか」といった、過程や現在の状況を考慮した専門的な観点からアドバイスしていただくことができたので、とても勉強になりました。

 車や車いすを用いての指導は、より実践に近い状況だったので私にとって自信にもつながりました。今後も連携を取りながら、専門的な知識と技術で指導していただきたいと思います。

 今日 学んだことを正しく活かせるよう身に付けたいです。

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お手伝いの機転や柔軟性

2007年5月8日(火)

 月に2回 定期的に受診されているAさんは、ここ最近は足が痛くて歩きにくいとのことで車いすをご利用されていました。

 ご家族の方が運転されているお車が到着したので、私はいつものように車いすをご用意して玄関先でお出迎えをしました。すると、

「いつもありがとう。でも今日はちょっと調子が良いような感じがするから、歩いてみようと思います。もしも途中で車いすを借りたくなったら声をかけますので、その時にはお願いしますね。」

と言われました。今日は杖をついて歩かれており、その姿をお見かけした時には ”何かを支えにしながら歩かれたいのかな” という印象を受けました。そう感じていながらも、私はAさんに声をおかけすることも体で支えになって差し上げることも出来ず、転倒されないようにと見守ることしか出来ませんでした。その時、ご家族の方がお車を停めて院内に入って来られました。 

「はい、お待たせ。」と腕を差し出され、Aさんは 「あ~良かった。」 と言ってすぐに腕を組んでご家族の方を支えにしながら歩かれていました。後でお話を伺うと、歩く時にはいつも杖と腕を支えにされているとのこと。  私はそのことを感じていながらも ”今日は車いすは利用しません” と断られたような思いがして、その後のお手伝いに対して戸惑っている自分に気付きました。自信を持てずに声をおかけしなかったこと、行動にうつさなかったことをとても悔しく思いました。

 次回ご来院された時には ”毎回 同じ対応を望まれているとは限らない” ことを頭に置きながら必ず声をおかけして、望まれている対応をさせていただきたいと思います。また、歩かれる場合と車いすをご利用される場合とでは対応が変わってくるのだと、きちんと自分の中で整理して、体調やご様子に応じたお手伝いができるようになりたいと思います。

 お手伝いをさせていただく際には、機転や柔軟性が求められることを改めて感じました。

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視点を変えて。

2007年5月1日(火)

 今日は連休の合間の診療日だったので、いつも以上に多くの方にご来院いただきました。特に、午前中はどの診療科も大変込み合っている状況でした。

 このような日は、お手伝いやお尋ね、ご案内などの機会も多くあります。 そして今日のように忙しい時には、診療進行状況(待ち時間)の把握が難しいのですが、各科の受付スタッフや担当看護師と連携を取り合うことで、スムーズに対応することができました。また診療をお待ちの方に、待ち時間を少しでも有意義に過ごしていただけるよう当院の広報誌などをお配りしました。今までにもこのような取り組みはしていましたが、今日 改めて気付いたことがあります。 それは、

『広報誌をお配りすることの意味は、待ち時間対策としてだけではなく、お配りしている時にいただいたお尋ねやクレームにすぐに対応できることや、お顔やお名前や受診科を覚えて、誰がどこでどれくらい待たれているかという把握にもつながる』ということです。

 今までも待ち時間対策としてお配りしていたものの、”覚えよう、把握しよう” という点については欠けていたと思いました。 今後は視点を変えて、今まで以上に配慮できるよう努力していきたいと思います。 

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病院の食事は”家庭の味”

2007年4月17日(火)

 ご入院中の方より、当院の食事についてのご意見をいただきました。

「以前 私の家族が入院していた時に、金田病院の情報誌を読みました。それには ”金田病院が心掛けているのは家庭の味” と書いてありました。その時には特別何も思わなかったのですが、今 私が入院する立場になっているので ”家庭に味” というのが良くわかります。

 こんな言い方は失礼かもしれないけど、『病院でこんなに豪華な食事が出るの?!』と感じたことは、正直なところありません。でも、『こんな食事が恋しかった~。』とか『良い味付けだな、真似したいな。』とか『この素材でこんな料理ができるんだ~。』などと、我が家のことに置き換えて考えることができる料理ばかりなので、”家庭の味”という意味を実感しています。

 入院中の食事が楽しみと思う反面、早く家に帰って、病院での食事を参考にして自分で作ってみたいと思う楽しみもあります。 いつも美味しくいただいていますよ。」

 普通食を召し上がられている方からいただいたお言葉です。 このような嬉しいお言葉は私たちの元気につながり、食事の大切さと楽しみを改めて気付くことができました。

 ありがとうございます。

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